塔2019年12月号を読む

今年のうちに。

塔2019年12月号より

てっぺんに花一つつけ秋茄子の並び八百屋に秋うひうひし
(坂楓)

水面がそっと迫ってくるようで側溝からは離れて歩く
(芦田美香)

夕焼けの下にあなたがいた頃の夕焼け遠く寒くはなかった
(土肥朋子)

秋空に高だかとカンナの花伸びて黒揚羽蝶が今日も来ている
(土肥朋子)

さうか、あなたもにんげんだつたか 泣きながらベースを弾いてゐる美少年
(宮本背水)

B三階の集密書架の五段目に捜せる本は並んでいたり
(杉本文夫)

今年も暮れますね

来年も続けていきたいです。よろしくお願いします。

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